焼津港からの新鮮な原料
酒盗や汐辛(塩辛)に使用する鰹の内臓は、焼津港で水揚げされ市内の鰹節、なまり節工場で熟練の職人さんにより丁寧に包丁で生切りされた新鮮なものだけを入手。鰹節製造の機械化が進む現在、手切りを行う事業者の数は限られており、良い原料を確保できるのは鰹節、なまり節の名産地である焼津ならではの強みです。
貴重な鰹の内臓と塩のみで発酵させる伝統製法
原料になる内臓は一匹の鰹からほんのごく僅かしかとれない大変貴重なもの。
カネヤマ水産の酒盗や汐辛は、鰹の内臓と塩のみで発酵させる伝統的な製法で行っています。
化学調味料などは一切使わず、素材本来の味わいを大切にすることを心がけています。
伊豆石造りの工場でじっくり熟成発酵
昭和30年に建設し、増築しながら使い続けている石造りの工場。夏は暑い日差しから庫内を守り涼しく冬は発酵する時に出るわずかな熱を保ち暖かい。一年を通して温度の保持に優れているため、半年から一年の間じっくりと熟成発酵させることができます。人の背丈より大きな熟成庫を使い、多くの量を長期熟成することでうまみが育まれ、まろやかな口当たりに仕上がります。